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ホームページ制作 シナリオマップについてシナリオマップの概要

ホームページ制作に不足していたのはシナリオでした

Yahoo!やGoogleなどの検索サービスの利用が一般化し、ネットユーザーの行動は、より個人の欲求を起点としたユーザー主導のものになりました。
シナリオマップは、下記のようなネットユーザーの行動パターンに注目し、その行動パターンに対応するホームページの機能を可視化/設計するツールです。

ネットユーザーの行動パターン

ウェブユーザーの導線

ユーザーの行動パターンが変化しているにも関わらず、ホームページ制作の現場では、情報発信者側の自己都合の(悪く言えば、言いたいことだけ言っている)サイトマップを使っての設計が主体で、ユーザーの視点でウェブサイト(ホームページ全体)を設計するというアプローチができていなかったといえます。

ユーザーの行動を起点としてウェブサイトを設計する

シナリオマップでは、ネットユーザー(=ターゲットユーザー)の検索行動を起点とし、商品購入ページやお問い合わせページなどの誘導したいページをゴールとして作成します。

シナリオマップ概念

起点とゴールを結ぶ導線に、「見つけられる役割」、および「知らせる・納得させる役割」のそれぞれの機能を持ったページを配置します。

それぞれのメージの機能(役割)を考える

このような観点で作成したサイト(ホームページ全体)の構成図がシナリオマップ(下:イメージ図)です。

シナリオマップ例

シナリオマップの基本構造

サイト(ホームページ全体)を同心円で表し、その中心にユーザーを誘導したいゴールページを配置します。
円の外側(ホームページの外側)に想定するターゲットユーザーを配置します。
そしてこのユーザーを起点に、 ユーザーの思考や欲求ごとに「見つけられる役割」のページ、そのページを補完する「知らせる/納得させる役割」のページから、ゴールである「手に入れられる役割」のページに誘導する。というシナリオを明確にします。(実践の矢印はページリンクを表します)

上図の通り、シナリオマップは、すべてのページはいずれかの導線(リンク)をたどってゴールページに向かうように作成します。
また、シナリオマップでは、トップページや会社概要ページなども特別扱いはせず、すべてのページがゴールページに向かう導線を補完するものとして考えます。

このようにして制作したシナリオマップにもとづいて、コンテンツとリンクに注意しながら各ページを制作することで、SEO的にも有効なより見つけられるページの制作が可能となり、アクセスしたユーザーを目的のページまで誘導する確率が高まります。

御社のホームページは、各ページがユーザーをゴールページへ誘導する構成になっていますか?

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